車両保険と聞くと皆様はどんなイメージを思い浮かべますか?
高い。この一言に尽きると思います。
特に自爆事故や当て逃げでも使うことのできる一般車両保険。とにかく若年層にとっては高いことに間違いはありません。
ただ今回は日々自動車事故に接している弊社だからこそお伝えします。
車両保険は一般車両保険に加入してください。
それはなぜなのか、今回は最近多い事例を例に説明いたします。
皆様は勤務先に自動車保険の証券コピーを提出することだと思います。ところで自動車保険の証券はいつ届くのでしょうか?
申し込みしてすぐ届きますよね。近年は自動車保険の決済も口座振替やクレジットカード決済がほとんどですので、決済前に証券が届くことがほとんどです。
この仕組みを悪用して自動車保険に加入したふりをして無保険で自動車に乗り続ける人がけっこういるのです。
事故にあって、保険で対応しましょうとその場では別れます。しかしその後保険会社からの連絡はなく、実は保険に加入していないことがわかり、問い詰めてものらりくらり、最後はお金がありませんの一言。
昨年だけでもこのような事故が3件以上ありました。
そしてこのような会社に提出するだけのために、弊社で保険の加入をされた事例もここ数年で3件ありました。当然のことながら一度も保険料引き落としができずに契約解除となりました。
いざ皆様がこのような事故にあった場合、皆様の車の修理代を負担するのは皆様自身です。
だからこそ一般車両保険をお勧めするのです。自分の身は自分で守る。残念ながらそのような現状なのです。
決して景気がいいといえない現在。会社に提出する保険証券だけ確保して後は知らん顔。こんなことが実際に起こっています。
一般車両保険に加入することは、確かに保険料負担は大変なものですが、それ以上に、今回お話しさせていただいたような普通ならありえない事故にあうリスクも高くなっています。
だからこそ皆様には車両保険に加入していただきたいのです。今回は要点を下にまとめます。今一度皆様の自動車保険をよく見なおしていただけましたら幸いです。
1,保険証券は入金しなくても発行される
2,事故の相手が保険で対応するといっても、未入金で無保険のためそうでない場合もある
3,相手が無保険かつ支払い能力がない場合は、すべて自己負担になってしまう
4,一般車両保険で自分の身を守ることができる
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