軽自動車は乗り出し100万。普通車ワンボックスカーは乗り出し200万。

昔よく聞いた言葉です。

しかし今はどうでしょうか。

軽自動車乗り出し130万以上。普通車ワンボックスカー乗り出し300万から。

不景気といわれていますが、新車が年々高くなっている気がするのはなぜでしょうか?

昔と比較してその原因をよく考えてみました。

1.エアバック、ABS、アイドリングストップ、ブレーキサポートなどの安全装備が増えた
2.アルミホイール、エアロ、LEDライトなどの特別装備の付いたグレード設定が増えた
3.高張力鋼板などの乗員の安全性を高めるための素材が車に使われている
4.オーディオレス設定が当たり前となり、ナビを付けると乗り出し価格が上がる

軽自動車のターボの上級グレードになると乗り出し200万を超えてしまいます。

普通車のミニバンの上級グレードに至っては乗り出し700万越え!

びっくりしてしまいます。しかし皆様にもっと知っておいてほしいことがあります。

乗り出し価格が高い車両は修理も高い。

例えばLEDヘッドライトなどは事故で割れてしまえば修理ができずユニット交換となりますが、中にはユニットで8万するものがありますし、もっと高いものもあります。

エアバックがたくさんついているから安心だ。という方もいらっしゃいますが、エアバックが開けばひとつ10万は当たり前。ちなみにエアバックが開くと、シートベルトもロックされる ことがあることをご存知ですか。そうなるとシートベルトも交換となります。エアバックが複数開けばどうなるかはもうお分かりかと思います。

あと最近多くなってきたのが、カメラの故障です。全方位をカメラで見て俯瞰図のように周りの状況が見える車がありますよね。あのカメラ時々壊れます。修理できずに交換するとひとつ5万以上。

中古車でエアバックがたくさんあり、安全装備もたくさんついている車が事故した場合、買った金額よりも修理が高くなってしまうこともあります。

だからこそ皆様に声を大にして言います。

自動車保険で一般車両を付けてください。エコノミーじゃだめですよ。いい車は高くつく。だからこそ保険もしっかりとしたものを。

弊社で車両保険を付けていないばかりに、見積もりを見てビックリされるお客様を多く見てきました。いい車に乗るからにはいい保険を勧める。これも車屋の務めだと思っています。

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